2017/01/18 18:10

イタリア、ウンブリア州Acquaspartaにアトリエ”ILSEME"を構え、木や木の実でインテリアグッズやアクセサリーをデザインするFrancesca(フランチェスカ)にお願いして作ってもらった、オリーブウッドのカッティングボードと蜜蝋キャンドルのサンプルが届きました。

フランチェスカが今回使用したオリーブの木は1985年のイタリア大寒波で立ち枯れしていた木を2000年に切り出して乾燥させていたものです。イタリアのオリーブの木は登録制で法律によって保護されており、持ち主とはいえ勝手に伐採することは許されていません。伐採に当たっては 地元の商工会議所 (工業・個人業・農業科)を通して伐採の理由を説明して許可をもらい、そして他の地所に代わりを植えなければならないという大変なこと。イタリア製のオリーブの木はアーティスト達も手に入れにくい非常に貴重なものです。

もともと硬い性質の オリーブの木を長い時間をかけて乾燥させることによって、 オリーブウッドの味ともいえる小さなヒビや節などの影響を受けずに変形することなく使い続けることができるそうです。自然にできたヒビや節、古木の鮮やかな年輪。。。使い続けるほどに愛着がわいてしまいそうなカッティングボードは1月末にイタリアを出荷、2月の上旬にはご紹介予定です。


イタリア製の蜜蝋を使ったキャンドルもフランチェスカの手作りです。ハニカムのシートを巻き込んで作ったキャンドルと、プロポリスを練りこんで作った自然の深いグリーンが印象的なピラミッド型、二種類のキャンドルも2月末までにはご紹介したいなぁ、、と思っています。


日々決まった枚数を作り出す職人さんとは違い、なんといってもアーティストさん。しかも企画から仕上げまですべて一人で作り出すフランチェスカの仕事は納得がいくところまで手を入れる丁寧なもの。細かい目のサンドペーパーで表面を削り、少量のオリーブオイルで磨きこんだ木の表面はコーティングを施したかのようにツヤツヤと滑らか。小さな野の花や葉っぱをあしらった小さなタグも彼女の手作りです。



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